ニコニコ太一通信
2020年03月
(2020.2.16/3.26)
新型コロナウィルスが猛威を振るっています。
報道から垣間見えるのは、自己免疫力の有無が病気に罹るかどうかの重要な決め手になっているということです。
そのため、中国の関連する病院では、軽度の患者と、それに医師、スタッフらしき人々が、免疫力を高めるべく“積極的に体を動かしている”映像が、ニュースとして報じられていました。
日頃「気功整体&チャクラ・ケア」という仕事を通して、いろいろな体の不調に向き合ってきた我が身にとっても、この、免疫力を上げるということが、健康快復の大きな要素であることを実感しています。
今、サークルでやっていることも、正に、自己免疫力を上げるための日常的な体質・体力の強化の一環、といえるものだと思います。
今後とも、日々練功に励み、みんな揃って、病気を遠ざけ、健康長寿を楽しめるようにしていきたいものと、心より願わずにはいられません
《今月のスケジュール》
・3月のスケジュールは、通例どおり、月、木曜日各4回あります。季節もどんどん春めいてきて、動くのもいっそう楽になります。積極的なご参加を期待しています
***緊急のご連絡***
活動の一時休止について)
活動場所の入間市武道館は、新型ウイルス感染拡大防止のため、3月7日(土)から3月31日(火)まで休館となりました。それに伴い、この間のサークル活動はやむなくお休みとなりますので、この旨よろしくご理解とご協力をお願いいたします m(_ _)m
休止期間延長について)
入間市武道館の休館期間が、3月25日付けで、さらに5月6日(水)までに延長されることになりました。引き続き、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします m(_ _)m
なお、これに伴い、次のサークル活動は、順調であれば、5月7日(木)以降、5月中木曜日4回、月曜日3回となる予定です
ついでながら、ご納付済みの3月分会費は、そのまま5月分として充当させていただきますので、この点もあわせてよろしくお願いします
また、比較的長期の活動休止となりますが、この間、個人で運動、練功する際に、何か疑問点等が生じましたら、ご遠慮なく、お声がけ、ご相談ください
ウイルスに負けない健康づくり、体づくりを、ともにしっかりやっていきましょう!!!
次月スケジュール、カリキュラム案内 ⇒ コチラ
ミニミニコラム from Michi & Sum
◎老愛犬のトボトボ散歩と易筋経“倒拽九牛尾”
トボトボ歩く愛老犬、さて、どうしたものか?
保健所から縁あって、もらい受けた愛犬のレイ、我が家にきてから、早や7年が経過しました。年齢不詳ながら、十代もかなり後半らしき老犬です。人間の歳なら、よくわかりませんが、80歳ぐらいにはなるのでしょうか。
ということで、やむを得ないこととはいえ、散歩に連れていっても、トボトボと足の運びもままなりません。
といって、歩かせずにいると、どんどん老化が進行しそうで、心配です。
それで、なんとか歩かせようと、ついつい引っ張って歩かせるような案配に。
しかし、そうすると却って、イヤダ!とばかりに足を踏ん張り、前に行こうとしません。
う~ん、どうしたものか……?
老犬を引っ張らずに歩く法!
ふと閃いたのが、力で引っ張らないこと。
どういうことかというと、力を入れるから反撥するのであって、だったら、力を抜いてリード紐を前に気持ちで促すようにしたらどうか、ということです。
その結果は……。なんと、比較的スムーズに足を運んでくれるようになったのでした! ホホウ…。
易筋経のある動作に似ている……
そして数日後に気づいたのが、なんだコレは、易筋経の“倒拽九牛尾”に実によく似た動作ではないのか、ということです。
こちらの倒拽九牛尾でも同様に、力ではなく、“気を運ぶ”ことが大切なポイントになると思われるからです。
もっとも、サークルでは、まだ通臂功など、易筋経がある程度できるようになるための基礎的なパーツ練習に明け暮れていますから、“倒拽九牛尾”といっても、いったい何のことやら? とサークルメンバーの方は思われることでしょう。
そこで、ごくごく簡単に、第5番目の動作に相当する“倒拽九牛尾勢”について触れておくと……。
この第五式は、名称からもある程度想像されるように、左右にいる多くの牛がそれぞれ自分の向こう側に離れていこうとするのを、紐かなにかで尾をつかんで引っ張り戻そうとします。
相手が多数の力の強い暴れ牛で、しかも左右ともに反対方向に動いていくだけに、これは並大抵のことではありません。
当然、引き留めるには、ものすごい力がいると想像されます。
しかしながら、どうやらこの力は、いわゆる筋力に頼る“拙力”ではなく、力によらない力、すなわち“勁”によるもののようです。
気持ちと呼吸と気の開合を使って……
というのも、「少林派的達磨易筋経十二式」を著した元峨眉養生学派第十二代伝人の周潜川老師の口訣解説文を見ると、
心念を両掌に集中し、呼吸の吐納にしたがい、お腹の丹田の気を開合する……両眼で(前後の)掌を(それぞれ)内視、観注して……両腿と腰、背中、肩、肘を、引き、引き寄せる動作と協調させて動かし、その微妙な心地よさとせめぎ合いを味わう
といったような主旨の言葉に出会うからです。
つまり、これは、息を詰めるようにして、力任せに上腕二頭筋などを屈曲させ、牛を引き戻そうというのではなく、気持ちを集中して、呼吸とともに、気を開合させ、心地よさすらも感じながら、やるといいですよ、と言っているのだと思います。
自己流の解釈の当否はいまのところ別にして、たまたまですが、愛犬の散歩時にほんの少し、似通ったようなことを試してみたところ、結構、それなりに効果が感じられました。易筋経を勉学、練功中の身には、なにやらそのことで、何か大切なことの一端が窺えたような気がして、胸がときめき、うれしくなった次第です。 (⌒-⌒)ニコニコ
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